ari23の研究ノート

メーカ勤務エンジニアの技術ブログです

WSL2のインストール方法

WSLがかなり安定してきたという話を聞き、本格的に使ってみようかなと思いインストールしてみました。ただ、Microsoftが公開している手順にちょっとわかりにくいところがあったので、備忘録としてまとめます🐜

WSLとは

WSLとは、Windows Subsystem for Linuxの略で、Windows上で動くLinuxと思っておけば良さそうです。 類似アプリとしてCygwinが挙げられますが、個人的にはWSLのほうが軽快な動作で、使いやすいという印象を持っています。
なお、WSLにはWSL1とWSL2がありますが、この記事ではWSL2を扱います。1

開発環境

私のPC環境は以下の通りです。

項目 内容
エディション Windows 10 Home
バージョン 20H2
OSビルド 19042.1052

OSを最新にアップデートしてあれば問題ないと思います。

インストール手順

公式のインストール手順に沿って、進めます。

「Win」+「R」を押下して、"powershell"と入力し、PowerShellを呼び出します。このとき、「Shift」+「Ctrl」を押下しながら、「OK」をクリックすると管理者権限で起動できます。

PowerShell呼び出し
PowerShell呼び出し

PowerShell上で以下のコマンドを叩き、Linux用Windowsサブシステムを有効にします。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart

WSL有効化コマンド
WSL有効化コマンド

今度は以下のコマンドを叩き、仮想マシン機能を有効化します。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart

仮想マシン機能有効化コマンド
仮想マシン機能有効化コマンド

ここでPCを再起動します。

再起動後、下記リンクから「Linuxカーネル更新プログラムパッケージ」をダウンロードします。

https://wslstorestorage.blob.core.windows.net/wslblob/wsl_update_x64.msi

ダウンロードした.msiファイルをダブルクリックします。

ダウンロードした.msiファイル
ダウンロードした.msiファイル

以下のような画面が出てきたら、「Next」をクリックします。

Linuxカーネル更新プログラムパッケージ手順1
Linuxカーネル更新プログラムパッケージ手順1

「Finish」をクリックします。

Linuxカーネル更新プログラムパッケージ手順2
Linuxカーネル更新プログラムパッケージ手順2

すると、「Windowsの設定」→「アプリと機能」から「Windows Subsystem for Linux Updata」というアプリが確認できます。

アプリと機能 Windows Subsystem for Linux Updata
アプリと機能 Windows Subsystem for Linux Updata

再び、管理者権限でPoweShellを起動し、以下のコマンドを叩いて、WSL2を既定のバージョンとして設定します。

wsl --set-default-version 2

WSL2を既定のバージョンに設定コマンド
WSL2を既定のバージョンに設定コマンド

次に、こちらからMicrosoft Storeを開き、好きな Linux ディストリビューションを選択します。 もし、Microsoftアカウントでサインインしていない場合は、右上の赤枠で囲った箇所をクリックしてサインインします。

Microsoft Store Linux
Microsoft Store Linux

以降では、Microsoftアカウントが必要になります。
MicrosoftアカウントでPCにサインインしている場合はこのまま進めてください。
ローカルアカウントでPCにサインインしている場合は、こちらを参照してください。

Ubuntuを選ぶと以下のような画面になります。「入手」をクリックします。

Microsoft Store Ubuntu 入手
Microsoft Store Ubuntu 入手

Ubuntuのダウンロードが始まります。

Microsoft Store Ubuntu ダウンロード中
Microsoft Store Ubuntu ダウンロード中

ダウンロードが終わると以下のような表示が出ます。「起動」をクリックします。

Microsoft Store Ubuntu 起動
Microsoft Store Ubuntu 起動

すると、Ubuntuのターミナルが起動します。

Ubuntuターミナル起動
Ubuntuターミナル起動

数分経つと、Ubuntuで使うユーザ名とパスワード(2回)を求められるので入力します。

Ubnutuユーザ名とパスワード入力
Ubnutuユーザ名とパスワード入力

すべて入力すると以下のような表示が出て、インストール終了です。

Ubuntuインストール終了
Ubuntuインストール終了

ちなみにpwd, alias, llを叩くと以下のような出力が得られます。Windows上でUbuntuが動いてますね!

Ubuntu pwd alias ll
Ubuntu pwd alias ll

なお、インストールしたUbuntuはWindowsアプリとして認識されるので、スタートボタンから起動することが可能です。

スタートボタンUbuntu
スタートボタンUbuntu

「Windowsの設定」→「アプリと機能」からもきちんと確認できます。

アプリと機能Ubuntu
アプリと機能Ubuntu

おわりに

WSL2のインストール手順について整理しました。
画像をたくさん載せて、かなり丁寧に書いたつもりです。

参考になれば幸いです(^^)

以下、関連記事です。


  1. 以前私が使ったときはWSL1しかありませんでした。とにかくWindowsでLinux使いたい!であれば、WSL2で良さそうです。